国際体操連盟が「エンドー」と命名し、トップ選手も取り入れる基本技となった鉄棒の
「前方開脚浮腰回転倒立」の「美しい体操」で世界の頂点に上りつめた遠藤幸雄(えんどう・ゆきお)氏
が25日午前4時16分、食道がんのため、東京都千代田区の駿河台日大病院で死去した。72歳。
2007年10月に食道がんの手術を受けて回復に向かっていたが、昨年8月4日に再び入院してからは
闘病生活が続いていた。
遠藤幸雄氏は体操の五輪、世界選手権など「体操ニッポン」の栄光の時代を築いた中心選手。初の国際大会
出場だった60年のローマ五輪で団体金メダルに貢献した。27歳のときの64年東京五輪では日本男子で初
めて個人総合を制したほか、種目別平行棒、団体総合の3個の金メダルを獲得した。68年メキシコ五輪団体
でも優勝に貢献し、五輪で金5個、銀2個の計7個のメダルを手にした。
目 次
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